松崎寺(まつざきじ)と松崎観音

松崎観音に立つ2体の仁王像は、清武郷の禅宗僧侶平賀快然の作です。写真右奥には、日向七堂伽藍(ひゅうがしちどうがらん)のひとつである松崎寺があります。松崎寺の本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)・観世音菩薩。

樹齢400年と言われる

イヌマキ(安産木)

松崎寺からの眺め

航海や旅、また、狩りの安全にご利益(りやく)があるという呼餌(おきえ)神社

津波から人命を守るために、平成27年(2015)に建設された、蛎原(かきはら)避難タワー

松崎寺参道入口の庚申像

立和公民館そばの大将軍にある青面金剛像(左)

庚申信仰(こうしんしんこう)

中国の道教思想に由来する日本の民間信仰で、平安時代以降に貴族の間で行われ、江戸時代には庶民の間にも広がりました。親しみを込めて「おこしんさま」と呼ばれており、立和地区では現在も60日ごとの庚申(かのえさる)の日に行っています。

払い下げられた大宮小の建築資材で作られた立和(たつわ)公民館は、現在も使用されている

江戸時代後期の地図には「北方村」や「郡司分村」の名が見えます。南方村・熊野村東の入江は、1662年の外所(とんどころ)地震によってできました。